建物塗装・防水
Paint water proofing
建物を美しく。浸食を防ぐ塗装工事
屋根はお住まいの中で最も高いところに位置している部分です。
雨や日差しの影響を直接受け、寒暖差も大きいため、劣化の進行が最も早い箇所だと言えるでしょう。普段はなかなか目にする機会が少ないだけに、雨漏りして初めて劣化していたことに気付く方も多く見えます。
外壁に劣化が見られたら、屋根の劣化も進行している可能性が高い為、合わせて点検することをオススメします。
また、塗り替えを行う際も外壁と合わせて行えば、足場代が二重にかからないので費用もお得になります。
塗料の種類と耐久年数
下記の塗装種類と耐久年数を見比べながら、今どんなお悩みがあるのか、今後どのくらいの頻度で塗り替えたら良いかは選ぶ塗料は変わってきます。
まずは弊社にお話をお聞かせ頂き、お客様にとって最も最適なものをご提案いたします。
ウレタン塗料
塗料グレード:★★★☆☆ / 耐久年数:5~7年
塗膜がやわらかく密着性に優れているため、細かい部分の塗装にも◎。価格・耐久性・機能性のバランスが良い塗料です。
シリコン塗料
塗料グレード:★★★★☆ / 耐久年数:8~10年
近年価格が下がってきたこともあり、ご利用されるご家庭が増えてきました。汚れにくさと防水性能を両立した、耐久性の高い塗料です。
ラジカル塗料
塗料グレード:★★★★☆ / 耐久年数:10~12年
2015年に発売された新しい塗料で従来にはない高緻密なシールド層が特徴。価格はシリコンとほぼ同じくらいですが、耐久性はやや高めです。
フッソ塗料
塗料グレード:★★★★★ / 耐久年数:15~20年
価格は少し高めですが、その分すぐれた耐久性が期待できます。何度も塗り替えるのが難しいようならフッソ塗料をご検討ください。
屋根塗装のメリット
棟板金やトタン屋根などの錆の発生を抑え、寿命を延ばします。
◎防水性が高まる
現在の雨漏りを止める事はできませんが、今後の雨漏りリスクを軽減することができます。
◎遮熱性・断熱性が高まる
夏場は特に屋根表面から屋根裏や室内への熱が伝わりにくくなる為、室温の上昇を抑える効果があります。
塗り替え時期のサイン
チョーキング現象
外壁を指で触った際、チョークのような白い粉がつくことがあります。
これを「チョーキング」といい、放置していると、ひび割れなどが起こる可能性があります。
すぐに塗り替えが必要というわけではありませんが、雨水を弾く機能は失われている証拠なので発見したらなるべく早めに対処を検討すると良いでしょう。
カビ・コケ
年月が経つと、塗装の防水機能が低下して表面に水分を含んでいきます。この水分が原因で日の当たらない場所ではカビが繁殖し、逆に日当たりのよい場所では藻やコケが発生することがあります。外壁にカビが繁殖すると、見た目や防水効果が失われるだけでなく、次第に建物や外壁材自体が腐食していきます。そうなる前に、防カビ効果の高い塗料で塗り替えましょう。
変色・退色
変色や退色は主に紫外線が原因で、塗料の中の「顔料」「樹脂」が劣化することで起こります。
顔料は塗膜に色をつける成分で、樹脂は塗料の耐久性を決める主成分です。
変色・退色を放置しても耐震性などに影響はありませんが、お家の美観を損ねてしまいます。
塗り替えのサインだと思って、早めにメンテナンスしましょう。
剥がれ
剥がれとは、塗料が家の外壁にしっかり密着せずにボロボロと剥がれていく現象で、放置すると剥がれた範囲が下層の塗装まで広がってしまいます。こうなると雨水が侵入しやすくなり、天井からの雨漏りや建物の耐久性低下に繋がってしまいます。雨漏りは深刻な状態なので、見つけたら早めに対処しましょう。
ひび割れ
下地の劣化により外壁材や塗装にひび割れの症状が出る現象で、「クラック」とも呼ばれます。
また、髪の毛程度の細さのひび割れを「ヘアークラック」と呼び、これを放置すると隙間から雨が侵入してしまい、雨漏りする可能性もあります。
早急に塗り替えを検討することをオススメします。